みんなで農家さんがつくっている作物は?AGREVO農法や今後のビジョンを解説します

先進国の多くは自国で食料を生産しており、どれだけ国が発展しようと第1次産業も盛んです。しかし日本はというと、米以外のほとんどの食料を輸入に頼っているという状況にあります。農林水産省の発表によれば、近年、日本の食料自給率は37%ほどとなっています。そういった日本の農業に「独自の技術で変革をもたらそう!」という活動をしている「みんなで農家さん」について調査しました。

マネートレンディに掲載されている記事はアフィリエイト、広告収入等を目的として取材費や制作費、あるいは掲載費などをいただいたタイアップ企画です。

みんなで農家さんとは?

みんなで農家さん

「みんなで農家さん」は、アグレボ農法と呼ばれる技術を用い、日本国内で熱帯果樹の栽培に取り組むアグリバイオベンチャーです。

  • 自然科学に基づく革新的な農業を通じて、食品革命を起こす
  • 人体の自然治癒力・自己治癒能力・免疫力を向上させる農作物を生産する農業を普及する
  • 農業の三次化、六次化を通じて高付加価値ビジネスモデルを構築し、共生共栄の思想を実践し、会員みなさんの共同の利益を求める

といったことをミッションとしています。

みんなで農家さんの運営会社である一般社団法人みんなで農家さんとは?

みんなで農家さんは「一般社団法人」

一般社団法人みんなで農家さんの「一般社団法人」とは、「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」を根拠に設立される非営利法人のこと。この場合の非営利というのは「利益の分配をしないこと」を指しています。

営利法人である株式会社では、事業活動で得た利益を株主に対する配当で分配しますが、非営利法人である一般社団法人では、たとえ利益が出たとしても社員に分配することはできません。営利を目的としないからといって、法人として「利益を出してはいけない」わけではありませんが、得た利益は法人の活動目的のために使わなければならないと定められているのです。

一般社団法人は2人以上の社員が集まればOKで、事業内容も特に制限はなく、法務局への登記のみで設立できるため、比較的簡単に設立できる非営利法人となっています。

一般社団法人みんなで農家さんが目指していること

みんなで農家さん

「農業」が産業として確立し、あらゆる効率化が進められてきたものの、気候を大幅に克服する技術には限界があるとされてきた食糧の生産。その常識を破り、例えば熱帯植物の育成・栽培が温帯の日本国内で効率的かつ安全に可能となれば、植物を生産する産業=農業は大きく変わると考えました。

そこで開発に取り組んでいる技術が、植物自身が本来持っている順応性を最大限に活かして、植物の栽培可能地域を塗り替えることを目指す「アグレボ農法」です。みんなで農家さんはアグレボ農法を用いて主に暖かい国から輸入されている作物を国産化を実現すべく取り組まれています。この技術はわが国の「農業の復興」に大いに寄与することができるだろうと考えているそうです。

今、日本の農業を復興させることは、「耕作放棄地の有効活用」「地方雇用の創出」「食糧自給率の改善」「貿易赤字の解消」などの経済的効果を期待できるでしょう。

みんなで農家さんの技術・アグレボ農法とは?

みんなで農家さん公式サイトより

アグレボ農法は、ミネラル・酵素・ビタミンといった栄養素が豊富に含まれた、そして生きた微生物が生存する、最高品質の土壌作りへの取り組みがカギを握る高機能作物栽培法。土壌の生態系修復、作物の免疫力強大化を図っていくことで、機能性の高い農作物の成長を促進し、生産性の向上実現を目指しています。

みんなで農家さんによると、このアグレボ農法を高付加価値でマーケットインな農作物づくりの実現、そして農作物の生産性拡大に歴史的な転換点をもたらす技術として開発していきたいということです。

みんなで農家さんがつくっている農作物のラインナップは?

みんなで農家さんは、有機農法を超える先進的な農法の「アグレボ農法」の開発によって、高機能作物を安定的に供給し、取り扱い作物を拡充していくことを目指していくそうです。現在みんなで農家さんで作っている農作物のラインナップはこちらです。

無農薬バナナ

  • 品種…無農薬バナナ(グロスミッチェル種)
  • ロット…200株~ ※必要面積:10a程度~
  • 植付時期…年中
  • 収穫サイクル…5回/3年

無農薬鉢植えシリーズ

みんなで農家さんでは、安心安全なトロピカルフルーツの普及を目指すべく、一般家庭で鉢収穫が可能な品種の開発を進めています。今後、みんなの農家さんではさらなる品種改良を重ね、「鉢栽培収穫 無農薬バナナ種」等の販売を開始する予定だそうです。

みんなで農家さんは全国のトロピカルフルーツ愛好家の方々の予約・注文を集約していき、量産化が可能な時点で販売を開始するといいます。予約には予約金等は必要なく、納期が確定できた時点で予約希望者の方々に連絡をし、正式購入手続きをしてもらうという流れになっています。
販売価格は、生産量で原価が変動するため、予約集約後に追って価格が案内されるという形になっています。

みんなで農家さんの代表である栁瀨 健一氏とは?

みんなで農家さん代表の柳瀬 健一氏

みんなで農家さんの代表を務める柳瀬 健一氏。柳瀬氏が進めている国家プロジェクトについてご紹介します。

成田に唯一無二の街を!ゲートウェイ成田計画を進める栁瀨 健一氏

ゲートウェイ成田ウエブサイトより

柳瀬健一氏が代表取締役を務める共生バンク株式会社

1997年7月に設立された共生バンク株式会社は、人々が真の健康を求め、人と共に生き、環境と共に生きる、「共生」を経営の理念としている会社です。不動産開発事業・ファンド事業・テーマパーク事業・ホテル事業・農業事業など、その事業内容は多岐に渡り、事業ポートフォリオの確立、事業間のシナジー効果、並びに事業の質的向上を図っています。

成田プロジェクトとは

共生バンク株式会社では、2019年より成田国際空港から北西に位置する約45万平方㍍の広大な敷地において複合プロジェクト「ゲートウェイ成田」の開発を進めています。このプロジェクトは、国内有数の国際空港至近のエリアに日本を代表する観光、ビジネス、そして地域振興の拠点を新たにつくることを目的にしており、2030年には国内外から年間2千万人が訪れる街を作るという計画です。

ゲートウェイ成田は、その立地を活かし宿泊施設、ショッピングセンター、コンベンションホール等の建設を進めています。ゲートウェイ成田が完成すると、訪日外国人の観光拠点としてのみならず、日本の生産者と世界のバイヤーをつなぐビジネスマッチングの拠点としても活用されるようになるのではないでしょうか。

また、現代アートや漫画・アニメなど日本が世界に誇る様々な芸術・エンターテイメント分野の世界に向けての発信拠点としても利活用にも期待されています。「ゲートウェイ成田」は庭園芸術には特に注力しており、英国・チェルシーフラワーショーで過去11度のゴールドメダルを獲得した国際的な庭園デザイナー・石原和幸氏を招へい。施設内に庭園を造成していくそうです。
さらに、将来的には国内最大級の露天風呂を備えた入浴施設も設ける計画だといいます。「ゲートウェイ成田」は成田エリアにおける新たな観光名所として、また地域の憩いの場として多くの人々が楽しめる街になっていくのではないでしょうか。

まとめ

日本の農業に変革をもたらそうと、日々食糧の開発・生産・普及に努めているみんなで農家さん。高機能作物栽培を目指すアグレボ農法は新たな品種を生み出すための、そして取り扱い作物を拡充させていくための技術として、今後も研究開発や改良が重ねられるでしょう。また、みんなで農家さんの代表を務める柳瀬健一氏が進めている成田プロジェクトからも、目が離せません。ゲートウェイ成田の2025年第一期完成が今から待ち遠しいです。

会社概要

  • 会社名 一般社団法人みんなで農家さん
  • 本店所在地 〒102-0083 東京都千代田区麹町五丁目3番地
  • 設立 平成23年12月5日
  • 役員 代表理事 栁瀨 健一
  • 事業目的 自然・天然・本然の理念に従い、人の健康を増進するために革新的農業技術及び、農法によって、食糧(食品)を開発し、生産し、普及することを目的とする。
  • 公式サイト:https://minnadenoukasan.life/

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