注目の女性経営者羽澄唯に注目！羽澄氏の経営に対する考え方とは？

昨今、女性の働き方改革という言葉をよく耳にしますね。2020年を目途に、企業の管理職や議員など、指導的役割に占める女性の割合を3割まで引き上げることを掲げていたものです。

しかしながら、実際の進捗はあまりよくないようで、その目標は2030年まで先延ばしにされることが政府から発表されています。

また、世界経済フォーラムは各国の男女格差の大きさを調査した「グローバル・ジェンダー・ギャップ指数」を毎年発表していますが、なんと日本は世界153か国のうち、121位と、G7のなかでは最低という悲しい結果となっております。

一方で、女性の社会進出が進んでいるのも事実です。近年は女性議員の活躍もありますし、なんといっても女性起業家・経営者を目にする機会が増えてきました。

そこで今回は、エステサロンの経営などでノウハウを積み上げた、女性経営者の羽澄唯氏をご紹介したいと思います。羽澄氏の経歴や経営に対する考え方を探ってみましょう。

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羽澄唯の経歴

羽澄氏は台湾の出身で、エステサロンの経営を経て、女性が抱える悩みに応えたい、解決したいという想いを抱くようになったと言います。その想いから、APB株式会社を設立したそうです。

羽澄氏は、機能面や日本製にこだわることで、使い勝手を追求すると同時に、高級感のあるパッケージ開発などでビジネスの独自性を確立した人物です。

一般社団法人日本エステティック協会の会員であると同時に、日中映画祭の理事も兼任するなど、美容業界だけでなく、様々な業界で活躍されている人物でもあります。

羽澄唯が代表を務めるAPB株式会社とは

羽澄氏が立ち上げたAPB株式会社は理美容品・化粧品・サプリメント及び健康器具の開発製造から販売までを手掛ける会社です。また、その他の業務としては、美容産業に関するコンサルティング業務や、服飾及び服飾雑貨の企画販売、輸出入貿易業も手掛けるなど、幅広い領域で活躍している会社です。

主力商品としては、飲む美容サプリメント「童妍(どうがん)シリーズMARU(まる)」があります。独自のハス胚芽抽出物の美容特許成分、バラ抽出物などの20種類の美容サポート成分を贅沢に配合した商品となっており、高く評価されているようです。

また「APB Supplement series」は、エイジングケアに効果的なPQQ（ピロロキノリンキノン）・腸内フローラを整える植物発酵エキス、生き生きとした肌へ導くコラーゲンをそれぞれ摂取・補給できるサプリメントで、体を内側から綺麗にするとして人気のようです。機能性はもちろん、飲みやすさを徹底的に追求し、長い時間をかけて開発された自慢の商品となっているようです。こういった自慢の商品を、お求めやすい価格で提供するのが、APB株式会社の強みとされています。

羽澄唯の経営に懸ける想いやビジョン

羽澄氏と羽澄氏が率いるAPB株式会社の経営理念の根底には、「誰もが簡単に美しく健康になってほしい」という信念があるといいます。

そういった信念のもと、羽澄氏は、これからも「体の中からキレイになれる製品」を目指していくと言います。施術に行けないという方でも挑戦しやすい、誰もが簡単にキレイをかなえられる製品をお届けしたいというのが、羽澄氏の想いのようです。

また、APB株式会社としては、美容業界は様々な課題（国内の人口減や高齢化、インターネット販売の台頭など）を抱え、ビジネスモデルが変わりつつあると認識しているそうです。一方で、人々の「美しさ」への追求は変わらない本質であり、ますますそのニーズは高まると考えています。こうした時代環境の中、APB株式会社は、最先端の「情報」や「商品」を提供していける企業でありたいと日々活動しているようです。美容業界の新たな時代において、メーカー・代理店・サロンがそれぞれ共栄し、各々の役割を果たしていける新しい体制を築いていくことが、APB株式会社と羽澄氏のビジョンです。

中国で日本の化粧品メーカーを育てる？羽澄氏の今後の活動

羽澄氏は今後、中国の顧客と日本企業・メーカーをつなぐポイントのような役割を担いたいと考えているようです。中国の日本大使館やジェトロと連携し、中国で日本の化粧品に関わる企業・メーカーを育てる団体を新たに創設しようと考えているといいます。

中国では海外製品の取扱にあたって様々な法律があり、何よりも信頼関係と人間性が一番必要されるものの、日本企業はこれがネックとなって、なかなか中国に進出できていないという課題があると言われています。化粧品市場はグレーゾーンが少なくないという懸念もあるため、一連のノウハウを様々な会社と共有し、一つのグループとして、化粧品やサプリメントなどの部門ごとに中国でビジネスを展開できるようにすることが理想と語っています。